さて、ネットショップを始めるときに一番最初に必要なカートをかりたら(
開業費用にかかるもの2.ネットショップレンタルカート代参照)、カートツールのなかに「決済代行」項目があります。
決済代行とは何のことでしょうか。
決済代行とは
決済とは、お客様がショップで支払うときの支払い方法のこと。
実店舗なら「現金」で払うのが一般的ですが、ネットショップでは違います。
主な支払い方法は次の5つです。
・クレジットカード払い
・代金引換払い
・コンビニ払い
・銀行振り込み
・郵便振替
この5つの決済方法を用意しておけば間違いありません。
特に絶対必要なのが、「クレジットカード」「代引き」「コンビニ払い」の3つです。
(以下グラフを参照して説明していきます。)
最近ではこの代表的な5つにくわえて
・プリペイド(電子マネー)
・携帯キャリア決済
・PayPal
などがあります。
このあと、それぞれ1つずつを見ていきますが、その前にまず流れを説明します。
決済代行の重要性
ネットショップを開いたら、まずは、とりあえず自分の「銀行口座」を作ります。
個人事業主の場合、単純に自分の名前でショップ専用の口座を新しく開きます。
たとえば、○○銀行■■支店 田中靖男
といった、普通の口座です。
この口座を支払い方法の1つとして運営を始めます。
お客様は、ショップの商品を買いたいときは、この口座へ購入額を前払いにて振り込みます。
振込みが確認できたら、「振り込み確認しましたので発送します」とメールを出します。
そして発送すれば、1つの商取引の完了です。
口座が1つあれば、ネットショップは運営できてしまいます。
しかし、正直言って、いまどき「銀行振り込みへの前払い」決済を喜ぶお客様はいません。
経済産業省のデータによると、日本でのネットショッピングで最も使われている決済方法はクレジットカード決済です。
こちらにグラフにしてました。
電子商取引における支払手段の割合 平成24年度

銀行振り込みは、2009年の時点では決済人気の3位でしたが、2012年の時点ですでに、「その他」に組み込まれており、人気としては6位になっています。
現在の決済支払い方法で人気なのは、
1位 クレジットカード 55%
2位 代金引換 25%
3位 コンビニ払い 9%
4位 携帯キャリア払い 6%
5位 プリペイドカード(edyやSuikaなど) 3%
6位 銀行振込・郵便振替その他
となっています。
ネットでの決済のうち、半分以上の人がクレジットカード決済を使っていることが分かります。
クレジットカード払いを自社のショップに導入することは、絶対的に必須条件となります。
それでは、それぞれの決済の特徴と、導入の仕方を1つずつ説明します。
ではまずクレジットカードからです。
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