宅配会社の選び方、それぞれの特徴

宅配便
ネットショップ開業時になくてはならないのが、運送会社との契約です。
正直言って、宅配運送会社と契約が出来ない限り、ネットショップは開業できません。
まさか自分で1件1件、商品をお客様の元へと運ぶことは出来ませんので、何が何でも、どこかの宅配業者と契約しなければいけません。
逆に言えば、運送会社と契約さえすれば、ほぼほぼネットショップ開業は約束されたようなものです。



宅配運送会社 それぞれの特徴

まずはそれぞれの宅配会社の特徴を見ていきます。
最後に、個人で信用がないためどうしても契約できない場合の、裏技も紹介しますので最後までご覧下さい!

ヤマト運輸の場合

今ヤマト運輸は多忙による労働条件改善で話題になっていますが、運送会社の大手、シェア1位をほこるヤマト運輸です。
わたしは約8年間、ヤマト運輸と宅配契約を結び、大変お世話になっていました。

ヤマト運輸は、運送契約の時には大元のヤマト運輸と契約するのではなく、ヤマトフィナンシャルという金融の子会社との契約になります。
それは、運送にはかならず「代金引換契約」が付いてくるからです。

今通販の支払い方法のシェア1位はクレジットカード、2位が代引きとなっています。
代引き契約が必須となっていますので、運送会社と荷物の取引をするときには、代引きの契約も一緒にすることをおすすめします。

申し込み方法ですが、まずはヤマト運輸の場合、近くの配送支店に「荷受け契約と代引き契約をしたい」と電話します。そうすると、のちにヤマトフィナンシャルの方が訪れてきてくれます。
そして契約に必要な書類などを教えてくれますので、それらをそろえて、改めて再度訪問していただき、契約を結びます。

当時わたしが契約したときには、すでに法人になっていたので、法人契約がすんなりと出来ました。ネットショップを開業して2年がたったときに、販売する商品をいつも運んでくれるヤマトのドライバーさんのほうから、「うちと取引しませんか」、と話を頂きました。
毎日仕入れ商品を運んでくれていたので、私のショップがどのくらい物が回っているかを把握していたんだと思います。

実際に売れ始めると、宅配会社のほうから申し出があることがあります。
ヤマト運輸の場合、最初の頃は月200個程度の出荷でしたが、一番近い場所への配達で550円の契約でした。この最初の契約のまま、結局8年間変化しなかったので、最初が肝心なのかもしれません。今思うと、どんどん荷物が増えていったのに、金額は変わらず、すこしもったいなかった気がします。

ヤマト運輸と契約した1年後には、佐川急便からも、取引のお願いがありました。佐川さんの場合は、ヤマト運輸との取引価格よりも100円安い価格設定をしていただきましが、ヤマト運輸の荷扱いの確実さに信頼を置いていたので、そのままヤマト運輸と取引を続けました。

*ネットショップの場合、2つの業者と同時に契約して、安い地域のほうで発送するという手もあります。
たとえば、神奈川県だとヤマトのほうが安いけど、100cmサイズを超えると佐川のが安い、と言う風に、サイズや場所で価格の違いがあります。
ですので、2社と契約しておいて、お得なほうでその都度発送会社を替える方法です。
たいていの大きいネットショップはこの方式をとっています。

ヤマト運輸との契約に話を戻します。
正直言って、ネットショップ開業前にヤマト運輸と契約をとるのは、すこし難しいかも・・・と思います。個人の場合は、実績や、毎日何個出せるか、などの話になってきます。
当時私も、ネットショップ開業前には、ヤマト運輸へは申し込みませんでした。

佐川急便の場合

佐川急便は、割と契約しやすいと有名です。
法人とだけでなく、個人契約もすんなりできるとショップ店員の間で話題に出ていました。

実際私のショップに申し出があったときも、まずはドライバーさんがいらして、1個当たり○○円で運ぶ、と口頭でお話されていきました。
ドライバーさんにもある程度権限があるようで、契約の最初の段階ではドライバーさんとの話しになります。
その後こちらもやはり佐川金融子会社の方がいらして契約をします。
佐川急便の場合も、契約相手は「SGホールディングス」という子会社で、代引きの契約をするために契約完了まで3週間ほどかかります。
ですからネットショップ開業の1ヶ月前までには申し込むほうが良いでしょう。
個人で、開業前でも、話を聞いてくれて契約の敷居もひくいので、開業前のショップさんにはおすすめです。

また、地域密着の配達員が多いのも特徴です。臨機応変に配達してくれるため、お客様によっては佐川急便での配達があるショップを選ぶ方もいます。

郵便局の場合

郵便局の場合もヤマト運輸と同じで、契約したい旨電話をすると、担当者が訪れてきてくれます。
ゆうパックの提携と代引きの契約ですね。ゆうパックは、ヤマト運輸と比べるとすこし安いかと思いますので、低価格で運営したいショップにはとてもありがたい配送会社です。
1日に10個以上の発送となると、かなり割り引いてくれるようですが、最初は割引率に木を採られずに、まずは契約に取り付けましょう。
ネットショップ開業前ですと発送個数の予想などを聞かれると思いますが、個人でも契約をしてくれます。とりあえずは申し込みだけ、見積もりだけでもお願いするといいでしょう。

郵便局と契約するメリットは、田舎でも郵便局があることです。もともと国営だったこともあり、かなりの山の中でも郵便局はあり、地元の情報をしっかりと持っています。

また、年配の方とのやり取りが多くなりそうなネットショップの場合でもおすすめです。配達される側のことを考えると、全国どこにでもある「郵便局」が配送してくれる、と言う安心感は大きいです。
デメリットは、大手運送会社のようなきめ細かい時間指定や再配達指定が難しいことですね。
まだまだ民間になって日が浅いため、サービス向上途中のような気がします。

西濃運輸の場合

西濃運輸は、おもに大きな商品(家具・工具など)の輸送に力を入れている会社です。
大きな商品を取り扱っているショップなら、まっさきに西濃運輸へ取引を申し込むといいでしょう。特に家具会社は西濃運輸と契約している会社が多数です。

普段から大きな荷物を運んでいるため、荷扱いが上手く安心して家具や大型商品を任せられます。また、西濃運輸はカンガルー便といって、そのサイズや重さでかなり細かく配達カテゴリーがわかれています。
自分のショップの商品がたとえばアクセサリーのように小さいものの場合は、1個口20kgまでの小さな商品用の「カンガルーミニ便」指定で取引すれば、1個あたりの送料がかなり抑えられると思います。ただし、カンガルーミニ便は色々な制約がありますので、それらをクリアする必要があります。

  • ガラスケースなど壊れやすいもの
  • 生の魚介類・肉類など2~3日で腐敗が心配されるもの

これらは取り扱うことが出来ません。
また、カンガルーミニ便は、時間指定も少なく、 【午前】9:00~12:00と【午後】13:00~17:00の2択のみになります。
夜の配達がないため、会社員や夜しか在宅していないお客様にとっては不便に感じるでしょう。

配送会社と契約を絶対とるための裏技とは?

さて、ネットショップ開業前ですと、なかなか信頼もしてもらえず、ヤマトも佐川も断られてしまった・・・・。もしくは、色々な契約手続きの書類をそろえるのが面倒でたいへんだ・・・と言う方に!
簡単に発送会社との契約が取れる裏技があります。

それは、ショップ作成サイトに付随している、配送手続きです。

これはどういったしくみかというと、ネットショップを簡単に作れるレンタルカートがあります(ショッピングカート一覧)。このレンタルカートと契約して、ショップを作成すると、管理画面に「配達会社と契約する」といったボタンがあるのです。

たとえば、カラーミーショッププロにある「決済代行+配送」などは、すぐに郵便局(ゆうパック)や西濃運輸との契約手続きをはじめられます。

これは、カラーミーショッププロでネットショップ構築をしている方だけが利用できる特典で、クレジットカード支払いの契約に「Epsilon(イプシロン)決済サービス」を利用の場合、追加申し込みするだけで、配送サービスを利用することが可能なんです!

もともとカラーミーショッププロは、月額900円からネットショップが簡単に開業できるツール。初心者向けのレンタルカートで、商品が数点のネットショップですと、だいたい1時間くらいですぐにはじめられてしまいます。

クレジットカードとの契約も、ツールに組み込まれているので、管理画面からクレカ会社のイプシロンに直ぐに申し込めるようになっています。

そこでイプシロンと契約をすれば、郵便局と西濃運輸とも、契約が結べるようになる、すごい裏技なんです。
法人でなくても、個人契約が可能で、ゆうパックの場合1配送400円から、西濃運輸の場合550円から契約が出来ます。

ただし、カラーミーショッププロを利用している人しか使えないセットなので、まずはカラーミーショッププロで開業準備を進めることが必須となってきます。

また、どうしても契約がとれない、と言う場合や、契約は申し込んだけど契約完了まだで数週間かかる、と言う場合は、ゆうパックやヤマト運輸の「一般発送」として送るしかありません。ゆうパックの場合、ゆうぱっくとレターパックが追跡可能の郵便なので、こちらで送るのが良いでしょう。代引きの場合ゆうパックが使えます。
料金は定額料金になりますが、ゆうパックの場合、自分で郵便局まで持っていけば、1個に月120円の割引があります。
定額が近県690円からなので、割引を使えば570円になります。

ヤマト運輸の場合、定額が近県756 円、持ち込むと100円割り引きなので、1個656円になります。

配送についてもこれでなんとか形になりました。

では次は、ネット仕入先についてみていきましょう。

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